中勢製氷冷蔵を知る
目指している組織の姿
全てのスタッフが、会社が求めている価値を自ら提供する姿勢で活動し、得られた情報や経験、考えている事を社内情報共有ツール(キントーンやLINE WORKS)で発信・共有する事で、自分の価値向上を図る。用意してもらう、教えてもらえるのを待つ受け身の姿勢ではなく、仕事と私生活のどちらも自分の働きかけによって質を高めていく「ワークライフマネジメント」を推進。周囲に歩調を合わせる事で安心を得るのではなく、社会的評価が得られる活動を各々の自立した判断で行う。
また、善い行いは見習うものであり、「周囲の様子を伺ってから動く」或いは「周囲と同調して始める」というスタイルは好まない。各々の会社からの評価向上を尊重し、周囲に遠慮する事なく自由に成長できる組織。
成長の為に最低限必要な組織文化
たとえ自分が会社からの評価を取りに行くことに今熱心になれなくても、周囲に影響を与えてはいけない。働いていれば所属している会社からの評価が最も重要であるは周知の事実です。しかし、目標達成よりも、目先の安心や心地よさを優先させてしまうという事も考えられます。会社の評価を積極的に取りに行く思考が軸になっていればお互いプラスですが、会社の意向実現のために熱心に取り組むメンバーの姿よりも、自分にとって心地いいコミュニケーションを取りに来てくれるメンバーの姿勢に好感を持ってしまった場合、社内に異なる評価基準が発生し、メンバーを迷走させる事にも繋がります。相手に親しみがあれば、会社からの評価を取りに行きやすい状況を作ってあげる。それは相手の将来に配慮した本当の親切と定義しています。
なぜ自分の将来に期待する必要があるのか
それは、他人の成功に「よかったね」と言える為です。人間は不本意な状況から抜け出せないでいると、他人の成長を心から祝福できません。不満や愚痴が多くなり、感謝する余裕も失われていきます。それどころか、上を目指す人の優れた点よりも欠点に注目したり、他人の落ち度に対して過剰に反応するなどして心のバランスを保つようになります。
逆に自分の将来に肯定的でいる努力をしていれば、徳のある仲間との出会いが生まれ、次第に自分の望みが実現する割合が増して行きます。そうなれば、自己期待感が高まり、他人の成長や幸せを心から祝福できる準備が整ってくるでしょう。職場環境で人間関係は大変重要ですが、自分の可能性に期待しようとしている人が、そうではない人の影響を受けて嫌な思いをするのは、社会にとって大きな損失です。発する言葉は現実を招きます。当社ではマイナスを招く考え方や言動を禁止すると同時にプラスを呼び込む言動をCCSで定義しています。
「成長したい」だけでは成長ができない理由
成長する為の条件は「変化を受け入れる事」と「素直に行動する事」です。しかしながら苦手、或いは面倒だと感じる人も多いようです。したがって、成長したいと思ってはいるものの、その為の行動は先送りになりがちです。では、行動できる人はどのような思考を持ち合わせているのでしょうか? それは、「成果を出したい」「役に立ちたい」「喜ばせたい」「感動させたい」という感情です。この感情が面倒だと思う気持ちを上回るから行動できるのです。成長は好奇心を持って素直に行動した結果です。頭の良い人や知識のある人が結果を得られるとは限りません。
自分の習慣と会社から求められる就業姿勢との差に対しどう向き合えば良いか?
これまでの自分の習慣を一旦横に置き、会社が求めている考え方で行動するのは一見大変そうに感じます。しかし、相手が望む事を提供し報酬を得るのは社会人として大前提です。ルールに沿って仕事に取り組む事は縛られている、或いは面倒だと思う人もいるかと思いますが、それは自分のオリジナルに縛られているとも言えます。時代の変化のスピードは速く、目の前の壁をかわせたとしても、もっと嫌な壁がすぐに立ちはだかるという残酷な時代です。しかし、目の前の変化を歓迎し、その波に乗ってしまえば、自分が想像していた以上の成果が得られる事に驚くでしょう。 求められる変化を歓迎する事は人生の安全と安心を得る為の条件です。
求める人物像
弊社の人材戦略
- 「願いは叶う」と言える、或いは「願いは叶う」と言う人を肯定し応援できる。
- 弊社のCCSに「興味がある」と言える、或いは「興味がある」と言う人を肯定し応援できる。
弊社は上記2項目共に「はい」と言えるスタッフのみでの構成を目指します。
理由は、上に登ろうとする人達にとって、ネガティブな考え方や行動をする人たちと一緒に仕事をする事は、大きな障害になる危険があると考えるからです。ほとんどの組織において入社後「さあ頑張ろう」と前向きに努力を始めると、それを快く思わない人達が必ず現れます。その人達は皆さんを迷わせるために声をかけてきます。分かりやすいネガティブな言動もあれば、(そんなに頑張って)疲れない?と自分の習慣との相違からくる違和感を露呈し、あなたの行動を間接的に否定してくる場合もあります。上を目指すか目指さないかは自由です。但、行動しない理由を見つけるのが上手い人達による「勧誘」に乗ってしまってはせっかくの人生が台無しです。
売り手市場と言われ、多くの中小零細企業は労働力不足に悩まされており、その対応に追われています。対策として、新規の募集或いは離職の抑制があげられます。しかし、行ってはいけないと考えるのは、求める人物像に対しての妥協やCCSとは違う行動を容認することです。それは自社にフィットしない人を組織に縛ることで、効率の低下を招き、ワークライフマネジメントの推進に支障をきたす事に繋がります。これは本人にとっても組織にとっても不幸な事だと考えます。当社では行うべき事とやってはいけない事などを明文化し、ミスマッチが顕在化する組織作りが人材戦略で重要と考えています。
考え方、習慣一覧表
1 | 課題は面倒 | × | 課題はギフト | 〇 |
2 | 組織や組織から評価されている人の問題点や噂を話題にしてしまう習慣がある | × | 組織や組織から評価されている人の優れた点に着目し、見習いたいと考える習慣がある | 〇 |
3 | 自分だけ指摘されて不快に思う | × | 自分だけ指摘されたのはチャンスだと思う | 〇 |
4 | やっていない人もいるから自分もやらなくていい | × | 模範を示して自分の存在価値を高める | 〇 |
5 | 納得してから行動する | × | 行動しながら納得する理由を発見して行く | 〇 |
6 | 上手く行かない経験はしたくない | × | 上手く行かない方法をさらに発見する事ができた | 〇 |
7 | 指摘されたくない | × | 早く指摘を受けて効率よく進めたい | 〇 |
8 | これからも和の中にいれば安心・安全 | × | これからの安心・安全は和の外にしかない | 〇 |
9 | 横のつながりに気を使って時間を浪費する | × | 会社からの評価が上がる活動に時間投資する | 〇 |
10 | 自分にとって心地いい人を支持する | × | 会社の意向実現に熱心な人を支持する | 〇 |
11 | 話易い人、聞きやすい人に聞いてしまう | × | 伝えるべき人に伝え、聞くべき人に聞く | 〇 |
12 | 特定のメンバー間で情報交換をする | × | 幅広い人達とコミュニケーションを図る | 〇 |
13 | やれない理由を探す | × | やれる方法を探して行う | 〇 |
必要としていく人
- 上手くいった時は皆のおかげ、思うようにいかなかった時は、まだ仕事を覚えていないと考える事ができる人
- してあげている事よりも、助けてもらっている事の方が多いと思える人
- 快適な環境やモチベーションは「自分で高めていくもの」と考えられる人
- 仕事を熱心にする為の工夫を自分で行える人
- 自分が仕事で役に立てる事、貢献できる事に満足を感じる事ができる人
- 自ら仕事の範囲を限定せず、多能工推進の為に行動できる人
- 好奇心があり「色々な仕事をさせられる」ではなく「色々な仕事に挑戦できる」と捉える事ができる人
- 素直にすぐ行動に移せる人
- 色々な仕事やその分野で活躍されている人に対し「敬意」「興味」を示す事ができる人
- 自分が所属している「組織」「業界」に対して、大いに興味を示す事ができる人
- CCSに沿って頑張ろうとする人の気持ちや行動に水を差さない人
- 上長から与えられた課題に熱心に取り組む事に対して、快く思わない人からの圧力を気にしない人
- 相手によって挨拶の空気感を変えない人
- 善い行いを周囲に気を使わず単独で出来る人
- 自分にとって心地いい人ではなく、会社が求めている事に積極的に取り組むスタッフを支持できる人
- 全ての人の為に「明示」「手順書」「動画」「報告書」「計画表」「進捗表」の整備・投稿・更新ができる人
- 平時から貪欲に学習と試行錯誤を繰り返し、成果が出せる人
- 仕事の効率を高める為、手に入る資源の中から常に最良の物を見つけて活用できる人
- より効率よく仕事をする為の手順や仕組みを考案・整備し、発信・展開ができる人
- 学んだことや、得られたことを、分かり易く書き出して、次に活かすことのできる人
- 社長が教えたことや伝えたことをちゃんと自分のものに出来る人